ミネルバ

【赤い竜騎士】の異名を持つ

マケドニアの第一王女。

兄にミシェイル、妹にマリアがいる。


幼い頃から共に武芸・学問に勤しみ、

常に自分の一つ先を行く兄・ミシェイルとは、

夢や未来を語り合うほどに一途に慕っていたが、

兄が父王・オズモンドを謀殺して

新国王となって以降は反感を抱いている。


ドルーア帝国が再興された当初、

彼女は兄と同様にアカネイア王国の

支援を期待していなかったが、

ドルーア帝国と同盟を結ぶことで

対処しようと主張した兄に対し、

アリティア王国・コーネリアス王の

援軍が来るまで持ちこたえることを主張していた。


兄とドルーア帝国が同盟を結ぶと

マリアを人質としてディールの要塞に幽閉され、

不本意ながらドルーアに従っていたが

マリアがマルス率いるアリティア軍によって救出されたのを知り、

自らマルスのもとに赴き白騎士団の合流を申し出る。


暗黒戦争の終結後は、

マケドニアの復興に全力を挙げるが、

不平分子の懐柔も粛清も行わないまま

強引な軍縮を行った事から

国内の治安維持機能が崩壊を起し

部下や国民からの支持が急低下。


クーデターを起こされ

瀕死の重傷を負い幽閉される。


その後、一時は死んだと思われていた

ミシェイル王子の手で救出され、

カダイン地方の村においてマルス軍と合流する。


英雄戦争の終結後

王位継承権を放棄して修道院に入り、

マケドニアの貴族出身である

シスター・レナや元盗賊のジュリアン達と

共に孤児の世話をしている。