ニーナ

アカネイアの王女。


彼女以外の王族はドルーア帝国によってすべて処刑されたが、

ニーナ自身だけは敵将カミュの計らいにより処刑を免れた。


カミュに対して当初は親族を処刑された

恨みから反感を持っていたが、

彼の立場や優しさ、思いに

触れるうちに惹かれていき

お互い愛し合うようになった。


だが、ニーナの身を案じたカミュが

オレルアンへの亡命を画策し実行。


無事、オレルアンへと逃れる事が出来たが

カミュはその責任を問われ幽閉される。


その後、それぞれの立場により

敵同士として戦場でまみえることとなる。


暗黒戦争後、周囲の勧めで

暗黒戦争の功労者ハーディンと結婚するも

カミュのことを忘れられず、

ハーディンの愛情に応えられなかった事が

彼を暴走させることの一因となる。


ハーディンの暴走後、

紋章の盾をリンダを通して

マルスに渡したためハーディンに軟禁され

後にハーディンによってガーネフに引き渡された。


竜の祭壇では半ば無意識ながらもハーディンへの謝罪を呟き続け、

メディウスに生贄にされそうになったところを、

シリウスにより救われる。


英雄戦争終結後、

ニーナはアカネイアをマルスに託し姿を消した。



因みに、婚姻に関して

同じく暗黒戦争の功労者だった

マルスと結婚するという選択肢もあったが、

マルスと恋仲であったシーダに遠慮して

辞退したとボアが述べている。