向日葵せい体院コラム
カカトの疲れと痛みの原因とは?-足底腱膜炎&モートン病-

向日葵せい体院 院長ブログ
2012年4月19日より院長・趣味ブログとは別のコラムを、このページより始めましたこれまでのブログとは違い院長の想いや取り組みなどを不定期にですが書いていこうと想いますので宜しくお願いします
2015年12月24日
カカトの疲れと痛みの原因とは?-足底腱膜炎&モートン病-
こんにちは!
向日葵せい体院 院長の濁川豪紀です。
「足がだるい」「ふくらはぎが張る」という方は多いと思います。
これは足裏やふくらはぎの筋肉が弱くなる(衰える)ことで炎症やカカトにトゲのようなものができている可能性があります。
、、、炎症なら「ちょっと無理したかな?」「忙しかったからかな?」と思う事もできます。
でもカカトのトゲって何?
何でそんなものができるの??ってなりますよね!
そこで今日は”カカトの疲れと痛み”のチェック方法や原因・改善法などを書いてみたいと思います
まずは3つほど【足裏の健康チェック法】があります。
「足をべったり床につけてヤンキー座り」「足の指でジャンケン」「モートン病のチェック法」です。
足の裏、、、
特に足裏のかかとに炎症ができたり、
かかとの骨に骨棘(こつきょく)という
トゲのようなものが発生する事があります。
それを「足底腱膜炎-そくていけんまくえん-」というのですが
その原因の一つに“ふくらはぎの筋肉の硬さ”があります。
このふくらはぎの筋肉の硬さ具合を調べる方法が
「足をべったり床につけてヤンキー座り」です。
■足をべったり床につけてヤンキー座り■
@裸足か靴下の状態になり
A両足を平行にして立ちます。
Bそのまま、かかとを床から離さずに【ゆっくり】深く腰を下ろします。
C下ろした状態で”5秒間保持”します。
(膝や腰に痛みのある方は痛みの出ない無理のない範囲で行ってください!!!!)
”5秒キープ”できれば、ふくらはぎの筋肉は【大丈夫!】固くなっていない証拠です。
できないと固くなっている可能性があります。
因みにこの方法はスポーツを頻繁に行っている人でもできない場合があります。
これは普段の生活の中で余り使わなくなった筋肉なので「体を動かすのが好きだから大丈夫」とはいえません。
一度「メンドーだなぁ」なんて言わずにやってみてくださいね☆
また注意点として、この方法は”バランスを崩して後ろに倒れる危険”があります。
行う際は”自分の後ろの安全”を確認してからにしてください。
後ろに倒れる可能性を考えて”布団やマットの上”で行うと安全かと思います。
ふくらはぎの筋肉を柔らかくする方法としては
段差や階段を使ったストレッチがあります。
手すりの付いた階段や玄関の段差などで行うといいと思います。
@足の前半分を段差に乗せます。
Aそのままカカトをゆっくりと下げる。
B次にかかとをゆっくりと上げます。
1日10回が目安でこのストレッチも倒れないよう周りの安全を確認し、手すりや壁につかまった状態で行ってください。
自信のない方は段差の低い所で行うと良いと思います。
「足底腱膜炎」のもう一つの原因は“足裏の筋肉の衰え”です。
足裏筋肉の衰えをチェックする方法として「足の指でジャンケン」を行います。
○パーで足指を広げ
○グーで足指を丸くし
○チョキで親指と人差し指の間を広げます。
これだけ出来れば大丈夫です。
できなければ足裏の筋肉が衰えている可能性があります。
この方法は足指の運動・筋トレにもなるのでチェックがてら行ってみてください。
また「足底腱膜炎」の治療法に「体外衝撃波治療」という方法があるそうです。
かかとに衝撃波を当て、特定腱膜の炎症を取り除いて痛みを軽くするそうで日本では3年前から保険が適用されているそうです。
詳しくは整形外科の先生に相談してみてください。
「足底腱膜炎」の他に「モートン病」という病気があります。
「モートン病」とは
「足の指に行く神経」が「中足骨の間を繋ぐ靱帯」のすぐそば(足底部)を通過するのですが
この「靱帯」と「地面」の間で圧迫されて生じる【神経障害】の事を言います。
症状としては「足の指の間のしびれ」「疼痛」「灼熱痛」など、多彩な【神経症状】が表れます。
前足部足底の小さな痛みを伴う”コブ”ができていることもあり重い症状として感じる事もあるようです。
症状が出る場所は、第3〜4足趾の間が多いのですが、第2から3・4〜5足趾の間のこともあり何ともいえません。
また、痛みが”ふくらはぎ”まで及ぶこともあります。
「モートン病」の原因として考えられるのは
”中腰の作業”や””ハイヒールを日頃から履く”などして
つま先立ちをする格好が長い時間続くと起こりやすくなります。
「モートン病」の見つけ方は
障害神経の足趾間に感覚障害(痺れや麻痺、痛みなど)があり
中足骨頭間足底に腫瘤-しゅよう-と同じ箇所をたたくとその箇所や近くに痛みが放散する事があれば診断は確定できます。
また、つま先立ちすると痛みが強くなるので分かる事があります。
治療方法ですが
まず【保存療法】をします。
3ヵ月ほど様子を見て症状が回復しないものでは【手術】が必要になることもあるそうです。
@保存療法
安静にする(ハイヒールの禁止など)、薬剤内服、足底挿板、運動療法、ブロック注射など。
A手術療法
神経剥離、神経腫摘出、深横中足靱帯の切離等の手術が行われます。
「足底腱膜炎」や「モートン病」はここ10年くらいでよく聞かれる様になった症状。
それが”ふくらはぎ”の筋力不足や“足裏の筋肉の衰え”が大きく関わっているとは驚きです!
自分で出来る事を行いながらしっかり予防していきたいですね。
※向日葵せい体院は厚木市妻田西にある肩こり解消整体です。
小田急線本厚木駅よりバスで「中村入口」下車徒歩3分。
お仕事帰りや買い物のついでに心と体のリフレッシュにご利用ください。
>>次回は向日葵院長の「ミドリムシのちから」34ヶ月レビュー
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